お子さんに説明させましょう。


 こんにちは。家庭教師の青野智美 です。

算国理社、どの科目にも言えることですが、解答解説をなめたような答案は書いているけれど、「本当に理解しているのかしら?」と思うことがよくあります。解法を丸暗記しているようで、数字替え問題は解けるけれど、同じ内容の問題でも、文章が少し複雑になると途端に手も足も出ないお子さん、結構いらっしゃいます。

「演習はできていて、ほとんど〇もついているのに、同解法を用いる小テストがなぜできないのだろう?」と、保護者の方がいぶかしがることもあります。


 これは、解法をなぞっているだけで、自分の頭で考えて解いていないからです。このような傾向が見られたときは、お子さんに解法を説明させてみましょう。お母さんやお父さんが理解できるように説明できれば、自分の力で解けているという証拠になります。途中、あやふやなところがあれば、理解不十分であることが一目瞭然にわかります。理解不十分なところにヒントを与えて、完全に解法を理解させるチャンスです