前回は算数の復習について書きましたが、国語の苦手な子供の場合も
同じです。たくさん問題をやみくもに解いても、表面的に仕上げるだけで
消化不良になりがちの子供がいます。特に記述問題は、
子供のレベルにあった問題に絞って、じっくり演習するのが良いです。
文章題が2題出たら、思いきって1題にしぼって演習しましょう。
演習後、解答解説をよみ、自分に足りなかったところはどこか?を赤、青ペンでしっかり加筆修正することに時間をかけましょう。
記述問題は書くべきことが2~3つあることが多いです。お子さまによって、「理由は書けたが根拠を書くのを忘れがち。」
「気持ち言葉が見つからない、出てこない。」など、減点の原因、苦手な傾向が見つかってくると思います。こどもがそれを意識して学び、
次回演習で気を付けていこうと思うことが大切です。気持ち言葉については一覧表を作って、語彙を増強するのもよいでしょう。
全部やらなくてはいけないと欲張りすぎると、
「二兎を追うものは一兎も得ず。」の言葉どおりになることもあります。
また、理社は算国より宿題が少ない塾が多いです。できれば講習当日、
知識を忘れないうちに宿題の演習を行い、基礎事項の暗記チェックは、
毎日決めたタイミング(入浴の後など)に10分ずつ行うなど、
リズミカルに進めていくのがよいです。
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