やっぱり英語は文法です。

師走も近づいてきて、多くの中・高校では定期テスト直前で対策に追われる時期です。


英語だと、試験範囲内の単語や熟語を覚えなおしたり、本文の訳を見直したりしているのではないでしょうか。それはどのテストにも必要なことで、皆さんしっかり進められていることでしょう。

 

しかしたまに、そういった対策はしっかりしているのになかなか点数が伸びていかないという生徒さんが見受けられます。テストの見直しをしてみると、根本的な文法があいまいなまま範囲内の要点を丸覚えしている事が多いようです。一つ一つの文法理解があやふやだったり、それぞれの文法はわかるけどどうつながっているのかわかってなかったり。そのままでは、このあと学年が進むにつれてますます、伸びにくくなっていきます。

 

最近は、速読・多読といったような、より多くの表現に触れて英語を理解していく指導法が多くなってきています。しかしそれは、基本あってのことで、基本的な文法が定着してないままでは、記憶できるだけの表現の量で止まってしまいます。 

 


定期テストが終わったら、冬休み。学校からの宿題もいっぱいあって大変かもしれませんが、冬休みなどのまとまった時間に集中的に文法を復習して、土台をつくることをお勧めします。
面白いように英語がわかってきた!そんなブレイクスルーを是非経験して頂きたいものです。