子どもたちは、入学、進学と新しい生活に胸をはずませていることと思います。それとともに、新しい学校やクラスになじめるかどうか?不安な気持ちもあるものです。この時期、子どもの新生活、学習がうまく進むかもっとも気になるのは小1、中1のご家庭でしょう。
新しい環境に慣れるためには、GWまでゆったりした気持ちで過ごすことが大切です。子どもは新しい生活に慣れるのに精いっぱいですので、ご家庭ではあまり口うるさいことは言わずに、子どもの様子を温かく見守ってあげましょう。
小1生:帰宅後、学校の連絡ノートにはすぐに目を通しましょう。元気な顔で帰宅できていればだいじょうぶです。浮かない顔で帰宅したら、学校でのできごとをひとつ、ふたつ聞いてみましょう。話の内容をしっかり聞いてあげあげましょう。夜は、明日の持ち物準備をいっしょにします。慣れてきたら、お子さんが明日の準備をして、おかあさんはチェックだけするようにしていけるとよいです。
中1生:小1生よりも緊張して不安を感じている場合も多いです。私立中入学ですと、友達がまったくいない遠方の学校に時間をかけて通うことになります。しばらくは保護者向けの連絡プリントがないかを確認しましょう。中1生になると、いろいろ細かいことを聞かれるのを嫌がるお子さんも出てきます。矢継ぎ早にいろいろ質問を浴びせて、ますます疲れがたまるようなことがないように、日を改めて少しずつ様子を聞くのがよいです。慣れない通学で疲れている場合は、早めの夕食、入浴で、就寝を早める工夫をし、次の日きちんと起床できるようにリズムを作ってあげるのが大切です。
学習をしっかり進めていくためにも、生活のリズム、心の安定を保てるようにしたいものです。