子どもが小学生の頃、子供会で理科実験教室を開いたことがあります。大きな水槽にいろいろなものを入れて、浮くか?浮かないか?予想を立てながら実験しました。お風呂でいろいろ試してみるのもよいですが、おおぜいで予想を立てながら実験するのも楽しいものです。
さて、最後には皆さんに浮沈子を作ってもらいました。メンバーにはジュースのペットボトルを1本ずつ準備してきてもらいました。何に使うんだろう・・と当日までわくわくしていたお子さんもいたようです。
以下のサイトに作り方、遊び方が掲載されています。
http://www.pyonta.city.hiroshima.jp/blog/pages/number/321.html
この浮沈子からは「パスカルの原理」と「アルキメデスの原理」が学べます。
「パスカルの原理」:閉じ込められた水に圧力を加えると、どの部分にも同じ大きさの力が伝わる。
「アルキメデスの原理」:水中(液体)の物体は、物体が押しのけた水(液体)の重さに等しい浮力を受ける。
「空気は縮みやすく、水は縮みにくい」ということは小3くらいで学びます。この知識の復習にもなります。
ここで注意点ですが、作った後に「ペットボトル」を振り回さないように気をつけてください。水が入っていると結構重いのでケガをすることがあります。