誰にでも、好きあるいは得意な科目、そしてその反対の科目があると思います。「不得意科目は勉強しているとすぐ疲れるし、集中力が続かない」。皆さんの中にも、このように感じる方がいるのではないでしょうか。
ここでご紹介する対策は、題して「サンドイッチ戦略」です。
一日のはじめにその日の勉強スケジュールを立てるのですが、その際に、得意科目→不得意科目→得意科目と、不得意科目を得意科目で挟むように(だから、サンドイッチです)組むのです。この得意科目は、ある程度疲れが溜まっていても頑張れるような、ストレスの少ない科目を選びます。
ある生徒A君の場合は、得意科目:英語・社会、不得意科目:数学といった具合でした。30分英語をやったら数学を1時間、数学に飽きて来たところで日本史・地理を1時間、そして再び数学を1時間、という感じです。
ポイントは、「疲れたな」「飽きたな」と感じて来たところで得意科目に切り替える、ということです。彼はこの方法で疲れをごまかしつつ、長時間集中力を保っていました。
得意科目だけでなく、しっかりと自分の不得意科目と向き合って学習を進めていきましょう。