早稲田実業学校初等部では、近年低学年の間から宿題の量が増え、小テストの回数も増えてきました。また、以前は全員が中等部へ進学できたのですが、基準を越えなければ進学できないシステムとなりました。
小5から共通テストが始まりますが、中学受験の基礎レベルが出題されるため、小学校1年生から家庭教師をつけて、きちんと学校以外での学習対策をとられているご家庭は非常に多く、高学年になるほど増えていきます。
また学習塾の場合、塾と学校の勉強では進度も内容も違うので、日々の負担がかなり大きくなってしまいます。「学校の授業以外に、もっと学習時間を設けたい」という安易な考えで学習塾へ通うのは避けたほうがいいでしょう。
理想的なのは、学校のカリキュラムに合わせ、毎日の予習・復習をしていく中で応用力を培っていくことです。月々の単元テストで点数を取っていく事が大切です。
早稲田実業初等部から中等部へ進学するためには、小6の6月に実施される学力テスト(国語・算数・理科・社会)の受験が必要です。
この学力テストは中等部の先生が作成し、中等部の校舎で実施されます。そのため、入試のような緊張感のある雰囲気の中で受験することとなります。
算数は平均点が4割に満たない中学受験の範囲からの出題ですので初等部の授業だけの勉強では不足し、相応の準備が必要です。
国語は長文が大問で2題出題されるので時間不足で最後まで出来ないケースも多くみられます。
早実クラブでは学力テストに向けて模擬テストを行い時間配分や解答欄への記入の仕方、問題文に線を引くなどこまめな対応でテスト対策を行います。